株式会社アイズは地球環境の保全が人類共通の最重要課題であることを認識し、社内での環境活動に積極的に取組むのはもちろん、広告企画制作分野のコミュニケーションツール(紙媒体・IT)開発・制作やサービスにおいて、社会の発展に貢献するとともに、環境の保全と改善に向けた取り組みを継続的に推進します。
政府は、これまでの地球温暖化防止のための国民運動「チーム・マイナス6%」から「チャレンジ25キャンペーン」へCO2削減のための新たな国民運動として2010年1月から展開しています。当社もその趣旨に賛同し、キャンペーンが推進する6つのチャレンジ項目の推進を宣言し実践しています。
関連リンク:チャレンジ25キャンペーン公式サイト
環境対応型インキとして、大豆油インキやノンVOCインキ、UVインキ等が知られています。これらのうち、現在大豆油インキは平版インキの7割以上を占めています。しかし、異常気象等の影響で各地の穀物凶作の発生や、バイオ燃料の需要が拡大し、大豆をはじめとした穀物価格が大きく変動しています。このような状況下では食料である大豆を原料とする大豆油に限定して、環境対応型インキの原料とすることは望ましいこととはいえず、一般的に非食用とされる他の植物油にも使用を拡大することが重要と考え、大豆油インキを包含した植物油インキが制定されました。
一般に行われている「水ありオフセット印刷」は、文字通り印刷工程において水[俗に湿し水といい、H液やIPA(イソプロピルアルコール)などの有害物質が含まれています]を使用し、その水が油をはじく性質を利用してインキがつかない部分を作り出しています。「水なし印刷」は、刷版の版材がインキをはじくという特性を利用し、インキのつかない部分を作り出すことから、水を全く使用せずに印刷することが可能です。また、シリコン層現像工程は、回収廃液が発生しない水現像方式ですので、現像液使用量・廃液量も大幅に低減できます。